水子とは、流産や死産、中絶などでこの世の光を見ることなく召された赤ちゃんのことです。つまり、この人間社会のけがれを知らないため、心は宝石のように純粋です。無限の優しさに満ち溢れた誰よりもみ仏に近いお心をお持ちです。
とても優しく温かい精霊だと理解してあげると良いでしょう。
尚、仏教のお話で、「親より先に逝ってしまった赤子は、三途の川にある賽の河原という世界で、親の救いの手を求めている」という悲しい物語がございますが、これは「いのち」の大切さと安易な中絶をいましめるためのご法話です。あくまで「いましめ」であって本当のことではございませんのでご安心ください。