流産・死産・中絶経験者へ贈る
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優しいお空の赤ちゃん |
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お空の赤ちゃんQ&A |
■生まれなかった赤ちゃんの事をどうして水子っていうの? |
水子とは、母親のお腹の中で亡くなったお子さまの精霊のことです。
姿・容が残らず、すべてが水の如く流れてしまったということから、仏教では水子と呼ばれるようになりました。
常光円満寺でも水子精霊と呼ばせていただいているのですが、このHPでは、お腹のお子さまを亡くされた方の精神的ケアを目的といたしますので、出来るだけ仏教的な用語の水子という言葉を控えて、お子さまとか赤子・赤ちゃんと親しみのあるお言葉で呼ばせていただきます。 |
赤子の霊は人間社会の穢れを知らないため、心は宝石のように純粋です。無限の優しさに満ち溢れた誰よりも仏さまに近いお心をもっているのです。
とても優しく温かい精霊だと理解してあげて下さい。 |
みんな天国へ召されるのです。お地蔵さまは慈愛に満ちたお心で、どのようなお子さまでも優しく抱き包み、天国へ導いてくださるのです。
仏教では昔から親より先に逝ってしまった赤子は、三途の川にある賽の河原という世界で、親の救いの手を求めていると云われております。そんな赤子たちの親代わりとなってお救いくださるのがお地蔵さまであると説かれているのです。 |
まず、お葬式とは、亡くなった方を極楽浄土(天国)へ導かせるための儀式で、召された方へ想いをお伝えするお供養とは、まったく異なるものだということをご理解いただいた上でお話いたします。
私たち大人が亡くなるとこの世への未練や穢れなどから、御魂はすんなり天国になじむことができません。そのため、この世での煩悩をとりのぞくためにお葬式を営まれて、無事に辿りつけるようにみんなでお祈りしなくてはならないのです。
しかし、赤子の精霊のお心は煩悩がないために、とても清らかです。お地蔵さまにつれられて天国への階段を一歩一歩、とても上手に登っていかれます。お葬式はなさらなくても大丈夫です。
ただし、温かく見守りくださるお子さまに親の慈愛の心をお届けするためにも、お供養してあげるお気持ちはとても大切です。 |
天国ではお地蔵さまが、すべてのお子さまたちの親代わりとなって見てくださいますし、周りはたくさんのお友達がいてくれるので、決して寂しい思いをすることなく、幸せにすごしていますのでご安心ください。
ただ、慈悲あるお地蔵さまでも与えることができないものが、1つだけございます。それは、実の親の愛情なのです。親の愛情は、召されたお子さまにとってすばらしい贈り物でございます。
実の親として、お子さまを愛する気持ちや幸せを願う気持ち、お地蔵さまに感謝するお気持ちは大切にいたしましょう。 |
お子さまは、この世に「すがた」「かたち」をまったく残すことなく天国へ召されたのです。そのため、お子さまの存在を知って、心からの愛情を注いであげることのできる方は、母親(父親)しかいません。たとえ天国へ召されたとしても、自分を愛してくれる人が誰もいないということは哀しいものです。
天国のお子さまへの一番の贈り物は、親としてずっと忘れないでいてあげることです。愛と感謝のお気持ちをいつまでも持ち続けてあげることです。
「あなたは愛されて逝ったんだよ」
「いつまでも愛情に包まれているんだよ」
などと、お子さまにお伝えしてあげましょう。今も天国からあなたのことを優しい眼差しで見守って下さっているはずですから…。 |
あなたの苦しみはお子さまを思ってのことです。自分を愛してくれる優しいお心を知っているのです。悪い一面だけではなく、あなたはちゃんと優しいお気持ち持ち合わせた人間であることをわかっておいでです。だから許されて、天国から見守って下さるのです。
お子さまを亡くされたことで
「自分は最低なことをしました」
「私は幸せになる資格はありません」
とかいう方もおられますが、あなたが両親の幸せを願うのと同様、お子さまもご両親の幸せを願っています。特に水子精霊の心は純粋なため、その想いは私たち以上です。親がいつまでも哀しんでいたら、お子さまもきっと哀しまれています。
常光円満寺では、いつまでも忘れないでいてあげることが大切だと申しておりますが、これは決して哀しみとともに生きていかなければならないと申しているのではございません。赤ちゃんを受け止めて、哀しみを乗り越える前向きな勇気と努力が大切だと申しているのです。
お子さまに心配をかけないためにも、あなたは幸せにならなくてはなりません。 |
■多くの人に赤ちゃんの精霊の存在を知ってもらったほうが幸せなの? |
たしかにご両親がお子さまの存在を忘れてしまったら、この子はこの世の誰からも愛されなくなってしまうかもしれません。だからといって決して多くの人に知ってもらったから幸せということはありません。
あなただけの心の中に清らかな存在として大切にしまっておいてもいいのです。心から想ってくれる人が1人でもいてくれるだけで、とても大きな幸せを感じているのです。
その温もりのあるお心は、ちゃんと天国のお子さまに届いているのです。 |
もちろんつけてあげても大丈夫です。お名前をつけることでご自身の赤ちゃんとして、いつまでも大切に想うお気持ちを持つことができるのでしたら、とても良いことでしょう。 |
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