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常光円満寺の水子供養に対する想い |
常光円満寺は、この数年間で全国より、たいへん多くの水子供養をお任せいただくようになりました。これは、楽しみにされていたお腹の赤ちゃんを失われるという、女性にとって耐えがたい哀しい出来事を、当山の哀しみとして受け止めて、水子さまの幸せを願うだけでなく、ご両親の心の癒しと、哀しみを乗り越える前向きな勇気をもっていただくことを願って日々精進してきた結果だと思っております。
常光円満寺を信頼くださり、毎年くり返し水子供養をされる方がたいへん多いこと、そして毎日たくさんの方々がお参りに来られるということは、たいへんありがたく、私たちの誇りでございます。
また、水子さまのお供養をされた方から、毎日のように感謝や喜びのお言葉やお便りをいただくようにもなりました。時折、皆様方からお叱りをうけることもございますが、お叱りあっての成長でございますので、真摯に受け止め、一歩ずつ改善に努めております。
水子供養は、どなたでも心より喜んでいただけるよう、できる限り金銭的なご負担をかけないようにという思いのお布施を提示させていただいておりますが、だからといって、決して手を抜くことなく、一霊一霊、真心込めて大切にお供養を厳修させていただいております。
また、遠方や深いご事情などで、お参りできない方のための「ご自宅からの水子供養」においても、あらゆる面において、細かい配慮をさせていただいております。
深い哀しみばかりだったお心が、年を重ねるごとに優しい笑顔でお参りできるようになっていくお姿は、美しいものでございます。そんなお姿を見ると、水子さまも、いつまでも親の愛に包まれて、幸せなことだなぁと感じます。皆様の流される涙が、決して哀しみの涙だけではなく、温かい涙であるよう、そして前向きなお気持ちになってくださることを願って、毎日、水子供養させていただいておりますが、そんな想いが通じて、「次はあの子に笑顔で逢いにこよう」と思ってくれることが、私たちの喜びでもあります。
私たちが目指すものは、誇りある、志あるこの法務を通じて、当寺にて水子供養のお申込みされる皆様方お一人お一人にとっての心の癒しになる「最高のお寺」になることでございます。
「いいお寺にめぐり合えてよかった。」
あなたからの、そのお言葉が、私たちにとっての何よりもの原動力でございます。
これからも決して「初心」を忘れることなく、皆様方にとって「癒しのお寺」としてありつづけるよう、日々精進してまいります。
常光円満寺とのご縁を導いてくれた「清らかな魂」に感謝し、あなたとの大切なご縁がいつまでも続くことを心より祈念しつつ…
合 掌
■「天国の赤ちゃん」の発行は皆様方のおかげでございます |
私が平成12年にホームページを立ち上げて以来、毎日メールにて、たいへん多くの相談がございました。私は、1つの相談に何時間も費やすこともございましたが「悩んでいる方の少しでも支えになってあげたい」「この哀しみから少しでも救ってあげたい」という一心で、一つ一つ丁寧にお返事を書く毎日が続きました。
法務のかたわら、皆様方の相談にお答えするという日常が続いたわけでございますが、この結果、私は最も大きなものを手に入れていたことに気づきました。それは、お腹の赤ちゃんを亡くされた方が、深い哀しみの中、心の奥底から「不安」や「疑問」に思われていたことが、わかったことでございます。 |
天国の赤ちゃんQ&A |
このおかげで、皆様方に喜ばれている「天国の赤ちゃん」という小冊子の発行に至ったわけでございます。いわば、この冊子は皆様方のおかげで発行できたものでございますので、この冊子を読まれて、少しでも心が癒されましたら、同じ想いを体験された多くの皆様方に感謝の念をむけていただければ幸いに存じます。 |
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常光円満寺 住職 藤田晃秀
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