大阪で永代供養付きの納骨堂なら常光円満寺

納骨堂とは

納骨堂とはお墓の一種です。屋内施設に多数の骨壺が納められています。もともとは一般的なお墓に埋葬するまで一時的に遺骨を預けるための施設でしたが、現代ではお墓の種類と扱われるケースが少なくありません。

永代供養とは

永代供養はお墓ではなく、お墓の管理形態の一種です。墓地の管理者が遺骨の供養を続けることであり、家族や継承者がいなくても、お墓の管理・遺骨の供養を続けられます。永代供養墓と呼ばれるお墓は、お寺がお墓の管理を永代行うタイプを指します。

このように納骨堂と永代供養は、厳密にはカテゴリーが異なる用語です。

納骨堂のメリット・デメリット

納骨堂の主なメリットは、以下のとおりです。

• お墓の維持・管理にかかる労力が小さい
• 遺骨をしっかり分けて管理・安置してもらえる
• アクセスがよい場所が多くお参りしやすい

一方で、以下のようなデメリットも存在します。

• 納骨堂によってはお参りの際にお線香やお花、お供え物ができない
• 納骨堂の施設自体が老朽化したときの対処に注意が必要

納骨堂は管理の手軽さやお参りのしやすさなど、とにかく労力が小さい点がメリットです。一方で、劣化した際に遺骨がどう扱われるのか、トラブルを避けるため事前に確認・注意が必要です。

永代供養墓のメリット・デメリット

永代供養墓には、以下のようなメリットがあります。

• 子や孫などの世代へ負担をかけずに済む
• 管理費をはじめとする費用がかからない
• 継承者を探す必要がない

ただし、以下のようにデメリットも存在します。

• 遺骨を取り出すことができない
• 継承できない点で子世代とトラブルになるおそれがある

永代供養墓はお墓の管理に際して、後の世代へ負担をかけずに済む点が大きなメリットです。継承者がいない場合でも安心して利用できます。

ただし、後の世代がいる場合、遺骨を取り出せない点や継承できない点で、トラブルになるおそれがあるため注意が必要です。

納骨堂の管理にかかる費用

そもそも管理にかかる費用とは、一般的には年間管理費を指します。お墓の契約時に発生する費用とは別の項目として扱われます。

大阪近辺の場合、納骨堂の年間管理費は数千円から10,000円、高くても20,000円程度の施設が多いです。契約時に管理費を一括して払うため、年間管理費は発生しない納骨堂もあります。

管理費用の使用用途

納骨堂の管理費用は以下のような用途に使われます。

• 納骨堂施設のメンテナンス費
• 一般の人が訪れるお参りスペースや休憩室などの清掃費
• 施設に勤める人の人件費

納骨堂を維持管理するためには、どうしても費用が必要です。納骨堂の管理費用は、上記のような項目に充てるために徴収されます。施設の種類や規模などによって金額が左右します。

継承墓・永代供養墓などとの比較

継承墓・永代供養墓などは、寺院墓地や霊園にあるケースが多いです。

寺院墓地・民間霊園のお墓を利用する場合、年間で支払う費用は数千円から15,000円ほどとなります。共用部分の管理費や人件費などに充てられます。

また、永代供養墓の場合はお墓の清掃費も含まれますが、そうではない場合、契約者自身で契約区画の清掃が必要です。

公営墓地を利用する場合、年間で発生する費用は小さめです。ほとんどの場合、3,000円から10,000円の間で収まります。寺院墓地・民間霊園と基本的には変わらないものの、公営施設は安く利用できます。

このように比較すると、納骨堂は年間で発生する費用がやや高めです。ただし維持管理のために契約者が清掃などをする必要がないため、労力は小さく済みます。